2009年10月6日火曜日

時代・・・。


カープの歴史を語ること・・・。

それは6度の優勝と3度の日本一・・・そして弱かった球団創設期。

しかし、弱い時代のカープはあまり知らない・・。

むしろ弱い時代というと昭和の時代よりも平成の今。

これがどうしようもないカープの現実。


しかし・・・数々の時代をへていく中で

そこには必ず光のあたるスター選手の存在があり

グランドの中で強烈な輝きを放つ〝赤〟に夢を描いた。

これはいつの時代も変わらない。


そしてまた 一人の英雄がグランドを去る・・・。


走攻守3拍子そろった〝仕事人〟・・・。

〝カープ愛〟を頑までに貫き 

あくまでプロである事にこだわり続けた・・・。

これがその人の印象である。



高橋慶彦の様な内野手を夢見て飛び込んだプロの世界。


3年連続で盗塁王に輝き 5年連続でゴールデングラブ賞も獲得した。

華々しき野球人生は約束されていた。

でも ケガに泣かされた。

高橋慶彦のような内野手はあきらめざるを得なかった。


1500安打達成・・・。

プロ野球生活23年目 プロ野球界では最も遅い記録達成である。


メガホンを空に高らかに掲げ 叫ぶあの瞬間が大好きだった・・・。


打席に入るだけで何かが起こりそうな選手・・・。


出塁するだけでファンの目を釘付けにした選手・・・。


打球が飛んだだけでその瞬間がドラマになった選手・・・。


その姿は憧れた〝高橋慶彦〟のそれを超えていたのかも知れない。



緒方孝市とはそんな〝雰囲気〟のあるスター選手だった・・・。




そして・・・。



『優勝を知る野球人がまた一人カープからいなくなった・・・。』



ただそれだけの事にはしたくない。

今のカープには〝緒方孝市〟の様な選手がいないのだから・・・。

2009年10月1日木曜日

背番号『3』の重み・・・。

背番号「3」


日本球界を支え続けた偉人達が背中で語った番号。

我が広島カープでは 鉄人と呼ばれた衣笠祥雄氏が背負った番号。


背番号「3」を語るとき 必ず「栄光」の・・・と、つけられる。



背番号「3」は紛れもなくスターのみが背負う事の出来るステータス。

背番号「3」は人生の教科書。

背番号「3」は神に選ばれた者のみが背負う事の出来る番号。


 
長嶋茂雄・・・。

ベイブルース・・・。

清原和博・・・。



背番号「3」は未知なる可能性を秘め 


グランドで輝く背番号「3」に胸を踊らされた。


そして・・・。


また一人 栄光の背番号「3」の似合う男が日本球界から消える・・・


ミスタードラゴンズ・・・。


立浪和義・・・。


ドラゴンズファンではないけれど・・・。


プロ野球ファンとして憧れた打撃職人・・・。


たかが 「3」番目の数字・・・。


しかし・・・


背番号「3」は重い・・・。



いつしか背番号「3」を背中で語れる大人になりたい・・・。



大好きな背番号は「2」番 高橋慶彦 だけれども・・・。