2010年3月16日火曜日

人事異動・・・。

「赤ヘル応援生活 第2章」で人気を博しておられました

脇田晃治先生が人事異動なされた事をここにお知らせ致します。

新しい勤務先は下記のアドレスから。


http://ameblo.jp/hasire-koji/


タイトルも一新され新たなる旅立ちです。

今後とも応援の程 よろしくお願い致します。

赤ヘル応援生活 人事部

2010年3月15日月曜日

プロの姿・・・。

練習の為の練習・・・。

人間は何かの糧がなければ目の前の困難を乗り越える事が難しいと思う。

中でも勝負の世界に生きる者にとっては、それは練習を乗り越えた事による

「達成感」に他ならない・・・。

しかし・・・。

その練習をやりすぎた事によって

勝負の土俵に立てなければこれは全くの無意味である。

特にエースと言われる者であるならば・・・。


論外である・・・。


大野が池谷が北別府が佐々岡が・・・。

そして江夏が・・・。

練習のしすぎで開幕絶望なんてあっただろうか?

練習の為の練習=自己満足

やはりエースと呼ぶには荷が重すぎるのだろうか?


試合に出ながら治して行く。

これがプロの姿であると思う。

2010年2月18日木曜日

俺たちも勝つ・・・。

野球が大好きだった少年がまだ幼い頃



父と夕暮れ時の公園で日が暮れるまでキャッチボール・・・。



なんて、想い出は



残念ながら・・・ない。



もっぱらキャッチボールの相手は家の前にある石の壁。


もちろん真っすぐボールが返ってくる事も

「いいぞ!ナイスボール!」

なんて声もない。

しかし、野球をしている時が最高に楽しかった少年にとって

それは十分満足のいくものであり

そしてそれは何も変わらない日常の光景でもあった。




そんな少年は父との数少ない想い出の中で

今でも忘れられない想い出があった。



それは 「広島市民球場・・・。」


今と違ってファンはライトスタンドで盛り上がるというよりも

センタースタンドで盛り上がっていた当時。

少年の目に飛び込んできたもの・・・。


法被姿で誇らしげにトランペットを掲げる大人達

扇子を振り回す白い鬼

紙コップの底を破りメガホン代わりにする赤い顔の大人


そして カクテル光線に照らされる真っ赤な「8」


少年はそれらの光景を目で追い 杓文字を打ち鳴らした。

そこにある全てが新鮮で全てが初めて。

そこはまさに夢の空間「ボールパーク」だった。



しかし、広島市民球場で試合がある時

その少年の父は必ず仕事だった・・・。

だから野球観戦ももっぱら少年一人。

しかし、周りの大人たちはそんな少年を暖かく助けてくれた。


カープうどんやジュース、アイスクリーム・・・。

何でもその少年に買ってくれた。


今、思えばそれは少年の父が仕込んだせめてもの償いだったのかもしれない。


そんな少年はやがて大きくなり

父というよりも友人達とその場所へ通うようになった。


あの時見た大きな背中の「8」番がバットを置いた時も

休む事なくグラウンドに立ち続けた「3」番がユニフォームを脱ぐ時も



「88」番が広島で一番きれいな夜空に舞った時も


大人になった少年は


あの時の様に想い出の場所でその瞬間を見届けた。



そして・・・あれから何十年も時が流れた・・・。






その想い出の場所が取り壊されることになるらしい・・・。


この早い時代変遷。

使用価値の薄れた物を維持する事の難しさ。

いろんな事情が交錯する中において

それは仕方がない事・・・。


だと・・・思う・・・。



たぶん・・・。



広島市民球場で聞こえていた‘ヤジ’の数々。

選手達も良く聞こえていたらしい。


しかし、あの狭い「広島市民球場」よりも

今の「新広島市民球場」の方が

より‘ヤジ’が聞こえるらしい。



ある知り合いの野球人はこんな事を言っていた・・・。


「僕はカープやカープファンはあまり好きではない。
 でも、このチーム、このメンバーは大好きだ。
 だからグランドでみんなと一緒にビール掛けがしたい!」


・・・と。



腹がたつ事もあるだろう。

もどかしい時もあるだろう。


でも、今シーズンはとことん応援してみることにする。



前よりも良く見えるようになったスタンドから


グランドのビール掛けを見る為に・・・。


あの想い出の地では二度と見られないのだから・・・。



「俺たちも勝つ」である。






 

2010年2月15日月曜日

カリスマ・・・。

トップを目指すチームには必ずラッキーボーイが存在するらしい。

その昔、カープがまだ常勝軍団と呼ばれていた頃

それは背番号0番を日本で最初に付けた長嶋清幸だったり

広島工からカープへ入団した小林誠二だったり

もちろん背番号17番の山根 28番の西田 9番の長内などもその類いである。


そして、もう一つ優勝する為に重要な事。

それは〝カリスマ〟の存在である。


自分の中での〝カリスマ〟は高橋慶彦である。

それは幼少の頃から今までずっと変わっていない。

これには 自信がある・・・。

高橋慶彦は遊撃手として圧倒的な存在感を示し、選手個人のみならず

首脳陣・ファンを虜にした。

そして、2010年。

高橋慶彦が死守していた遊撃手のポジション争いが熱を帯びている。

名球会選手 石井琢朗

野球エリート 小窪哲也

新人王 梵英心

この三つ巴の戦いを本当に制する者が現れた時

それは新たなる〝カリスマ〟の誕生である。


ショートには〝夢〟がある。

ショートには〝華〟がある。

そして・・・。

ショートには〝カリスマ〟がいる。

 
泥だらけになりながら〝夢〟を掴む者の誕生を心待ちにしてやまない。



言わずと知れた山本浩二、衣笠祥雄は別格である。

2009年10月6日火曜日

時代・・・。


カープの歴史を語ること・・・。

それは6度の優勝と3度の日本一・・・そして弱かった球団創設期。

しかし、弱い時代のカープはあまり知らない・・。

むしろ弱い時代というと昭和の時代よりも平成の今。

これがどうしようもないカープの現実。


しかし・・・数々の時代をへていく中で

そこには必ず光のあたるスター選手の存在があり

グランドの中で強烈な輝きを放つ〝赤〟に夢を描いた。

これはいつの時代も変わらない。


そしてまた 一人の英雄がグランドを去る・・・。


走攻守3拍子そろった〝仕事人〟・・・。

〝カープ愛〟を頑までに貫き 

あくまでプロである事にこだわり続けた・・・。

これがその人の印象である。



高橋慶彦の様な内野手を夢見て飛び込んだプロの世界。


3年連続で盗塁王に輝き 5年連続でゴールデングラブ賞も獲得した。

華々しき野球人生は約束されていた。

でも ケガに泣かされた。

高橋慶彦のような内野手はあきらめざるを得なかった。


1500安打達成・・・。

プロ野球生活23年目 プロ野球界では最も遅い記録達成である。


メガホンを空に高らかに掲げ 叫ぶあの瞬間が大好きだった・・・。


打席に入るだけで何かが起こりそうな選手・・・。


出塁するだけでファンの目を釘付けにした選手・・・。


打球が飛んだだけでその瞬間がドラマになった選手・・・。


その姿は憧れた〝高橋慶彦〟のそれを超えていたのかも知れない。



緒方孝市とはそんな〝雰囲気〟のあるスター選手だった・・・。




そして・・・。



『優勝を知る野球人がまた一人カープからいなくなった・・・。』



ただそれだけの事にはしたくない。

今のカープには〝緒方孝市〟の様な選手がいないのだから・・・。

2009年10月1日木曜日

背番号『3』の重み・・・。

背番号「3」


日本球界を支え続けた偉人達が背中で語った番号。

我が広島カープでは 鉄人と呼ばれた衣笠祥雄氏が背負った番号。


背番号「3」を語るとき 必ず「栄光」の・・・と、つけられる。



背番号「3」は紛れもなくスターのみが背負う事の出来るステータス。

背番号「3」は人生の教科書。

背番号「3」は神に選ばれた者のみが背負う事の出来る番号。


 
長嶋茂雄・・・。

ベイブルース・・・。

清原和博・・・。



背番号「3」は未知なる可能性を秘め 


グランドで輝く背番号「3」に胸を踊らされた。


そして・・・。


また一人 栄光の背番号「3」の似合う男が日本球界から消える・・・


ミスタードラゴンズ・・・。


立浪和義・・・。


ドラゴンズファンではないけれど・・・。


プロ野球ファンとして憧れた打撃職人・・・。


たかが 「3」番目の数字・・・。


しかし・・・


背番号「3」は重い・・・。



いつしか背番号「3」を背中で語れる大人になりたい・・・。



大好きな背番号は「2」番 高橋慶彦 だけれども・・・。

2009年9月28日月曜日

堪え難きを耐え・・・。


昔、昔 

とはいってもそんなに昔ではない昔の話・・・。


トンネルを抜ければ  そこは・・・。


『雪国』



・・・と・・・


♪こんな村 嫌だぁ〜 東京にでるだぁ〜 


で お馴染みの


吉 幾三氏が歌っておりましたが・・・。



東京に出たものの 


長いトンネルは抜け出せず・・・。



長いトンネルを抜けた時


そこに雪の様に〝白い〟星はあるのか?



選手もファンも頑張っている・・・。


頑張るだけじゃ・・・。



駄目だコリャ・・・。



歯を磨いて今シーズンは寝るとしますか?


♪ 宿題やったか?



・・・昨年忘れた  



『CS進出』



という宿題は まだ終わってません・・・。